北海道文教大学(渡部俊弘学長)と、生活情報紙「ちゃんと」を発行するメディアコム(羽生有三代表取締役)は11月8日、研究・教育機能と地域メディアの媒体機能の連携による地域社会の活性化に向けて包括連携協定を提携しました。今後は地産地消の普及啓発や食育活動の推進を目指し、地域社会発展に向けた共同事業を展開していく方針です。 同大学で行われた調印式には、メディアコムから羽生社長と西野貞夫営業本部企画室長が、同大学から渡部学長や青晴海、大森圭、高岡哲子の副学長3氏らが出席。初めに羽生社長と渡部学長が協定書に調印し、お互いに交換しました。あいさつで羽生社長は「北海道文教大学と協力して、地域住民の皆さんとの橋渡し役ができるよう教育・文化の充実向上に貢献したい」、渡辺学長も「地域メディアの媒体力を活用し、生きるために必要な食や、健康に生きるための予防医療の分野でともに広めていければ」と意義を語りました。 質疑応答で、今後の共同事業展開の方向性などを問われた渡部学長は「学内で検討中の段階だが、恵庭市との連携や食とリハビリ、看護の心などをシリーズ的に月1回程度紙面で紹介し、いずれは書籍化して地域の小中学校に寄贈できれば」と今後の事業展開に意欲を示しました。(2024.12.13)