千歳市空港開港100年記念事業

ライブペインティング

 2026(令和8)年に千歳市空港開港100年を迎えることを記念したアート事業「2DAYsライブペインティング」が3月8、9日の両日、千歳市栄町のイオン千歳店1階フードコート付近で実施されました。JR横浜駅エキナカなど多くの大型壁画を手がける壁画家の「Kensuke Takahashi」さんが描く千歳の未来をテーマにした壁画に、子どもたちや保護者など多くの市民が見入っていました。 千歳市民有志ら7人で構成する千歳トラベル実行委員会(高木克祉実行委員長)が主催し、JAPAN AX PROJECT(札幌市)が企画協力・監修・制作を担当。「空港100周年」をテーマに、千歳に住む人々が元気になるようなアート作品をと、現在の飛行機と北海1号機を対比させた作品を依頼。千歳周辺の自然や空をイメージした大作が完成に近づくにつれて、見守るギャラリーから歓声が沸き起こりました。高木実行委員長は「一市民としてアートがまだまだ根付いていないと感じており、この機会にぜひ触れてほしい。子ども向けのワークショップも含めて、より理解を深めていただければ」と感想を語りました。完成した作品は4月8日(月)から千歳市役所市民ロビーで展示されるほか各所で展示を予定しています。また、3月9日には千歳市民文化センターで参加型アートワークショップも同時開催。市内で活動するアーティスト・Noji(本名・野沢宏志)さんがデザインした用紙に、午前・午後合わせて約100人の参加者が色を塗るなどオリジナルの北海一号機を制作。アート体験を通じて千歳の歴史に触れていました。1世紀という大きな節目に向けて、これからも市民を巻き込んだ祝賀イベントが数多く予定されています。(2024.3.22)