千歳高校のBSC(ビジネススタディクラブ)が、ローソンに送ったおにぎりの企画書がきっかけとなり、数種類の商品開発が実現する運びとなりました。7月6日に第1回目の打ち合わせを実施。7月25日には、北海道ローソン商品部のマーチャンダイザー・山崎敦史さんら3人が同校を訪れ、プレゼンテーションが行われました。(写真左)
企画した商品は、おにぎり6種類、パン5種類、サンドイッチ3種類、デザート2種類。BSCの2年生、森川愛子さんが中心となり1、2年生6人のチームが試作品作りを行ってきました。
この日は、森川さんが「カルボナーラおにぎり」を試作。牛乳とコンソメで炊いたご飯の中に、ホワイトソースでからめた野菜とベーコンが入ったシチュー風の洋風おにぎりです。パンを担当したのは、斉藤江里さん。様々な野菜をきんぴら風の味付けにしてパンの上にのせた「きんぴらパン」を作りました。ただ一人の男子、櫻澤拓磨君は「とろとろチーズオムレツサンド」で参戦。20代の男女をターゲットに、オムレツととろけるチーズが入った全く新しい発想のサンドイッチを開発しました。デザートは、浅野美子さん。千歳産の食材アロニアに着目し、さつまいもの甘さとアロニアの酸味を生かした高級感あるスイーツ「おさつシュー」を作り上げました。(写真上)
試食を兼ねたプレゼンテーションで、ローソン担当者は「斬新な発想に加え、原価計算まで考えられた企画書は高校生レベルを超えている」と絶賛。プレゼンを受け、8月下旬には、ローソン側からの試作品が出来上がる予定です。